3UPに向かう道中、
「クルマは裏にとめてください」
と三上さんから珍しく事前通告。ピ~ンときました。忙しいんだ。もしくは釣りで仕事さぼって納車待ちが溜まってるんだろう。
ビンゴ。表どころか裏も満車。かろうじて一台分のスペース…
いつもにまして忙しいようです。ネオ旧車になりつつあるシルビア、スカイラインはもう普通の整備工場などでは手に負えません。チューニング以前に色んなところが壊れたり不調な上に、診断、見積もりしようと少し部品をはずすと、ネジやカバーやホース類、パッキンなどが次々壊れていきます。
ウイークポイントはどこなのか、どこを注意すべきなのかを長年にわたって毎日シルビアとスカイラインばかりを触って来たショップだからこそ対応できるのですから、お客さんがこれからさらに増えていくのでしょう。ワタシの駐車スペースがドンドンなくなっていくYO!
入店すると作業中のS15がリフトにあがっており、ちょうどSR20ロングエキマニを取り付けている最中でした。
SR20ロングエキマニは、3UP三上さんの発案/企画商品です。当社はSR20のエキマニをはじめ、各車種をちょうど今年で20年間販売し続けております。値段こそ、激安のマニにはかないませんが、3mm厚の特注材料を、カットしたものをメインに、ガスをパイプに通しながら溶接。肉厚+ガス溶接+極力パイプを曲げない=手間がかかるが、非常に頑丈なマニの製造にリーズナブルな価格で成功しており、価格と品質のバランスから、ドリフト業界でのロングセラーになっています。
とはいえ、20年経つと、クルマのチューニングレベルも、タイヤのグリップ力も、求められるパフォーマンスも変化しており、それに対応すべく、新たなラインナップを三上さんに提案いただいての、協力開発品です。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/exhaust/ex_exmani
ぱっと上から見ると、「ふ~ん」って感じです。
で、少しずつ斜め方向からみていくと…
お~っ!
長い!
カッコいい!
と、2時ごろの事務所に入ると、ちょうど岡崎会長さま(私がかってに会長と呼んでいます)が出勤されたようです。午前中に色んな用事をすませて、カタログを開いて踏ん反りかえるその姿は貫禄に溢れております。
3UP会長であり、同時にワタシのブログ師匠でもあります。
岡崎会長自らコーヒーをワタシに煎れてくださるときに、恐る恐る三上しゃちょう(社長は、ほぼニックネームですな)が
「ぼ、ぼくも入れてもらえますか…」と懇願しておられました(クスクス)
「なんかいった!?」
といわんばかりです。
さて、SR20ロングエキマニについて、改めて効能や音質について説明してもらいました。
昔から人気のいわゆる甲高い音が、高回転でするタイプとは違い、野太いサウンドになるそうです。通常品がフェラーリーサウンドとすると、今回のロングタイプはV8アメリカンマッスルサウンドだそうです。
「ロングになることによって低速トルクがかなりあがっていますから、乗りやすくコントロールしやすくなります。音は好みですが、個人的には今のパワー系ドリフトには似合っているとおもいます。とにかく、音がデカイ(爆笑)。」
http://3up.sblo.jp/archives/20170322-1.html
話はかわって、岡崎さんが長期旅行にいったようです。
「おみやげで~す」
最近、ヒトからモノをもらうのが嬉しい年齢になりました。
おお~っつ! えごまドレッシングだ! 嬉しい!
愛読書が食戟のソーマなワタシにはコレは嬉しい!
でも、注文した商品を値切っても負けませんYO。ソレはソレ。コレはコレ。
いつもなら、遠慮せずガッツりお泊りさせてもらい、冷蔵庫のビールを全部開けて、翌朝モーニングまでいただいていくのが楽しみなのですが、今回はこの日に関西に戻らないといけないんです。ザンネン。
カゼもひいてますから、うつしたら申し訳ないしね、って、三上さんもカゼひいてるじゃん!
今朝、岡崎師匠ブログを開くと「小河菌だ~」と書いてある。ひどいや~(笑)。
あとから電話がかかってきました。
師匠、ひどいです、ボクのせいにして。お互いカゼひいてましたやん……
「気力がなくなって、やる気がなくなって、ひきこもりたくなる症状のほうですYO」
あ、そりゃワタシの菌だ(笑)